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NDLの電子化構想 - 納本後の一律スキャンが可能に

2009年06月19日|

今国会で成立した著作権法改正では、国立国会図書館(NDL)に所蔵資料の電子化を認める条文が追加されており、また、5月29日に成立した補正予算にもNDLの所蔵資料の電子化に係る予算(約127億円、例年の百倍)が含まれている。これにより、これまでは資料劣化が進むまでできなかった電子化が納本直後から可能となり、NDLのデジタル化が本格的に始まろうとしている。

NDLの長尾館長は、デジタル化した資料を第三者機関などを通して提供して、著作権者に還元する目的で料金を徴収した上で広く一般に利用に提供する電子図書館構想も唱えており、その第一歩を踏み出したといえる。

またNDLとは関係ないが、検索エンジンのクローリングについては権利者の許諾が不要となり、国内に検索サーバを設置することが可能となったこと、障害者向けの複製(録音、点訳など)を無許諾で行える範囲が広げられたことも、今回の著作権法改定の特筆すべき点である。

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